
概要 【Overview】
1981年のブルー・オイスター・カルトのツアーTシャツ。同年リリースの「Fire Of Unknown Origin(←英語wikiに飛びます)邦題:呪われた炎」リリース時のデザイン。アルバムジャケットのアートワークとは異なるが、アートワークから派生したデザイン。バックプリントは当時のメンバーのフォトデザイン。
ブルー・オイスター・カルトの詳細はこちら→Wikipedia
年代 【Era】
1980年代前半(1981年確定)
相場 【Market price】
12,000円前後(about 120US$)
感想 【Impression】
ブルー・オイスター・カルト(通称BOC、以下BOCで記述します。)のデザインの魅力は、新興宗教的とも言えるバンドの内面世界をリアルに表現しているところにあるでしょう。
バンド名や作品名からも読み取れるように、アートワークの一つ一つ、リリースした作品の一つ一つ全てに独特の世界観が滲み出ています。
BOCのアートワークを見ていくと、全てが新興宗教的なデザインか?と問われれば、答えは「No」ですね。
すべてが禍々しいわけではなく、ドロドロしてるわけでもなく、案外キャッチーなデザインもあったり、王道のハードロックバンドらしいデザインもあります。
これから別のBOCのTシャツを紹介していく予定ですが、BOCは前述した新興宗教的、内面的世界観と音楽の要素を絶妙なバランスでセンスよく融合しており、そのセンスの良さがアートワークにも現れています。
そのアートワークがTシャツに落とし込まれると珠玉の1枚へと昇華され、年代、知名度が重なると共に数の少なさより希少価値が高まります。
相場価格を記載しましたが、かなり価値観に左右されるのではないかな、と考えていて、自身が販売していたのは10年程前ですが、当時はこれで状態良くても恐らく9,000円程であったでしょう。
ちなみに掲載しているTシャツは販売物としては良い状態ではなかったため、恐らく6,000円程で販売していたと思います。
BOCはシンプルにデザインがどれもかっこよく、BOCを知らなくても袖を通したくなります。
2020年現在ではBOCの活動は50年以上だそうで、その年月を耳にするだけでも圧巻です。50年以上続けるということはバンドに限らず並大抵のことではないですね。