1980年代 AC/DC Back in BlackツアーTシャツ 【1980’s AC/DC back in blackTour T-Shirts】

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AC/DC
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概要 【Overview】

AC/DCの1980年代前半のパキスタンコットンのツアーTシャツ。同年発表の「Back in Black」←(Wikipedia。)リリース時のツアー当時に販売されていたデザイン。パキスタンコットン(通称パキ綿)のブートレグツアーT。

フロントデザインは1979年発表の「highway to hell」←(wikipedia)のアートワーク、バックデザインは「back in black」のタイトルデザイン、AC/DCのロゴや悪魔を基調としたデザイン。

AC/DCの詳細はこちら→Wikipedia

年代 【Era】

1980年代前半(1980年頃)

感想 【Impression】

この凄まじいプリントのAC/DCのTシャツ、物議を醸し出していた一枚です。

何が物議を醸し出していたかと言うと、当時物か、そうでないか。

ヴィンテージショップに勤めていた2004年の空前のロックTブーム時代に、数え切れない程のTシャツというTシャツを見てきました。

ブームというのは、ロックTに限らず爆発的な流行で目まぐるしく商品が流通し、やがて本物以外のコピー品が生まれ、正規ライセンスの現行品が生まれる、、というサイクルが必ず発生します。

その代表格の一つがこのAC/DCのback in blackのパキ綿T。

このデザインはラグランTとは他にTシャツタイプもあるのですが、爆発的に人気のあった時期から少し経った頃に古着屋で全く同じTシャツがデッドストックで何枚も見つかることがありました。

しかも価格はヴィンテージの半額以下、、。

パキ綿の現行品でした。

画像レベルでは非常に判別が難しいですが、よく見るとバックデザインが異なっていたり、タグが違っていたりするのですが、ボディの質感やタグが無かった場合は、現行品のデザインと知らない限りヴィンテージと見分けるのはかなり困難だと思います。

現行品のデザインと言うと、ヴィンテージで見かけるデザインではなく、見たことないようなデザインを発見した時に仕入れて後から同じデザインが沢山出てきて、現行掴んでしまった、、というような失敗もありました。

それはそのデザインが現行品のデザインと知らなかった自分自身の単なる知識不足でしたね。

ヴィンテージと同じような雰囲気を味わいたいから現行品でオッケー、という考えであれば全く問題ありませんが、ヴィンテージにこだわりがある場合は、どれがヴィンテージのパキ綿ツアーTなのか、知識を蓄える必要があります。

パキ綿のTシャツについては以下の記事で解説しています。

パキスタンコットンのTシャツ=通称「パキ綿」Tシャツの魅力
1970年代~1980年代に流通したパキスタンコットン=通称「パキ綿」のヴィンテージミュージックT、バンドT、ロックT、ツアーTの魅力や市場価格の高騰、本物、偽物、ブート品の特徴、タグの種類に至るまで詳しく解説します。

2020年現在では、当時のデザインを踏襲した新しいデザインもたくさん生まれていて、多様な楽しみ方ができます。

現行物は決して否定することはありませんが、一つ注意点があります。

それは、現行品をヴィンテージと謳って高額で販売しているものを購入してしまうことです。

ブームの時は、それこそプロですらヴィンテージと現行品の区別がつかず、知らずのうちに現行品をヴィンテージとして扱っていたところも多かったですね。

現代においては、そのような光景はあまり見られなくなりましたが、もしこのジャンルに興味があるようでしたら、ネットやリアルショップでとにかくたくさんのTシャツを見ることをお勧めします。

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