概要 【Overview】
年代 【Era】
感想 【Impression】
恐らく1978年当時のローリングストーンズのツアーTシャツで、パキスタンコットンのブートレグもの。
ここで、「恐らく」としたのは、フロントのデザインは1978年当時のものであるのは間違いありませんが、この手のラグランタイプのボディで70年代のものはあまり見かけないことや、フロントプリントが1978年のものでも、イコール1978年という確証がないところにあります。
1978年のデザインの版を残しておいて、後からプリントすることもできますし、根本がブートレグというところにありますので、もし年代について言及されるのであれば、「恐らく1978年だと思われるが、もしかしたら1980年代前半頃の製造かもしれない」と答えます。
このことについては、神経質な方でなければ、どーでもいいじゃん、で終わる話でしょう。
自分自身がそこについて追求する理由としては、単純に誕生した経緯や背景に興味があること、誕生した経緯、背景を一つのストーリーとして物語に見立てて楽しみたい、という欲求があることに他なりません。
そして、その欲求から導かれる解答がそのままお客様への説明や雑談に流用できることもありますし、製品を取り扱い、お客様へ懇切丁寧に説明することは、最低限のマナーであると考えているからです。
以上のことより、ヴィンテージを追求することについては、自分自身全く苦にならないものであり、そう考えるとヴィンテージという存在は、自分にとって運命的な存在であると感じざるを得ないのです。
This is a Rolling Stones tour t-shirt from 1978, probably a bootleg made of Pakistani cotton.
I say “probably” because the front design is definitely from 1978, but you don’t see many of these raglan type bodies from the 70’s, and even if the front print is from 1978, there is no proof that it is 1978. There is no proof that it is 1978.
It is possible to keep a version of the 1978 design and print it later, and since it is fundamentally a bootleg, if someone asks about the date, I would say, “It is probably 1978, but it may have been made in the early 1980s.
If you are not nervous about this, you can just say, “What does it matter?
The reason why I am pursuing this is simply because I am interested in the background of the birth of the product, and I want to enjoy the story of how and why it was created.
We believe that it is a minimum manner to handle our products and explain them to our customers in a polite manner.
For these reasons, I have no difficulty in pursuing vintage, and I can’t help but feel that vintage is a destiny for me.
