Rebirth Snowman

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ストーリー

クリスマスの夜にサンタクロースがうっかり落としてしまった雪の結晶から雪だるまが生まれました。

彼の名前はSnow-Man。

彼は感受性が強く、世の中のありとあらゆる職業、文化に影響を受けて転生をしていきます。

時には世の中のために働いている人達の手助けをしてみたり、華やかな文化に触れて、その文化に触れるために転生してみたり、彼の毎日は刺激的です。

Snow-Manはサンタクロースがうっかり落としてしまった、素敵なプレゼントだったのです。


<Story>

A grain of light spilled from Santa Claus’ sack on Christmas Eve, when powdery snow was falling.

The light eventually turned into a snowman with a will of its own.

The snowman called himself Snow-Man, because he could know everything about the world, and because of his strong will, he could change into any shape he wanted.

As he changes, Snow-Man helps and encourages others.

Sometimes he makes mistakes, but he can also change to have fun with people and enjoy this world.

Rebirth Snow-Manの誕生秘話

Rebirth Snow-Man」というピクセルアートをOpenSeaで展示販売しています。

NFTアートは既に2021年5月頃からチャレンジしていました。

特に絵をゼロから描くような技術も持ち合わせていないのですが、何かを企画したり創造するのは下手の横好きなりに好きで、この頃はこれまで撮ってきた写真を加工した作品を展示・出品していました。

これが後のコレクション「To Underworld」となるのですが、この頃はただただ画像を加工するのが面白く、うまく仕上がった作品を相場もよくわからずに展示出品していましたね。

NFTアートが仮想通貨に感度の高い方々の界隈で賑わい始めた2021年の秋頃、自分も何かキャラクターを作りたいな、と漠然と考えていましたが、なかなかいいアイデアが思いつかず妻へ相談。

自分「ねえ、NFTで何かキャラクター作りたいんだけど、どういうキャラがいいかな?」

妻「ベイマックス的な感じがいいんじゃない?」

自分「なるほど、いいね~。」

確かに丸っぽいキャラクター、ふわふわとしたキャラクターというのは、愛くるしく万人受けしそうな気がして直感的にもいいかも、と思ったのです。

それに「丸」という形状は様々な変化に転用しやすいと感じたのも採用ポイントでした。

こんな感じの短いやり取りの後、ベイマックス=丸い、白い=雪だるま

みたいな連想から雪だるまを題材としたキャラクターにしようと決めました。

問題はデザインです。

模写は割と得意なのですが、ゼロから描く絵が壊滅的に下手なので、このキャラクターを制作するにあたり、ピクセルアートで展開することに決めました。

ピクセルはドット絵のゲームから慣れ親しんでいて、模写もしていたこともありましたので、うまく描けるのではと考えました。

ちなみによく驚かれるのですが、自分の作品はすべてエクセルで制作しています。

なぜエクセルかというと、過去にテレビでお婆さんがエクセルでテキスタイルデザインをされているのを観たことがあり、ピクセルやるならエクセルだという印象が自分の中で強く残っていたからなんですね。

とにかくすぐにでも制作したかったものですから、本能のままにエクセルを開いて制作を始めたといったところです。

ピクセルアートは制作用のソフトが色々あるようですが、そこを調べるよりとにかく制作をしたいという創作意欲が強すぎて、ソフトを調べるという選択が当時の自分には無かったですね。

まあ、恐らく効率は非常に悪いと思いますのでw、ピクセルアートのエクセル制作はお勧めはしません。

NFTアートにストーリーは必要なのか?

NFTアートはブロックチェーン上に刻まれた改ざんできないデータ、という前提であることから、誰もが何にも縛られず、自由に自身の作品を表現、展示、販売できるようになりました。

その性質を前提とする中で、NFTアートにストーリーがどうのこうの言うこと自体ナンセンスであると考えます。

ですが、この雪だるまのキャラクターを展開していくにあたり、ただ単に着せ替えしたり、色を変えて展開していくだけではつまらないな、とも思っていました。

もともと飽き性な性分ですから、続けるにあたり、自分自身が飽きないような設計をしなくてはならないなと思ったのです。

NFTアートにおいてストーリーがどうこうとか、ロードマップがどうこうとか、様々な意見がありますが、すべては自分自身で設計していくというのが前提であり、決められたテンプレートはありません。

ストーリーを持たせるべきだ、とは言いませんし、コレクションにストーリーが無くとも成功しているプロジェクト、コレクションはたくさんあります。

ですので、あくまでも「自分のこのコレクションでは」という前置きとなりますが、このコレクションはストーリーを持たせた方が面白くなるし、そうすることで息が長いコレクションとなるだろうから、ストーリーを持たせるべきだな、と考えたのです。

バリエーションの変化そのものをストーリーに

NFTアートの一つの題材、テーマ、キャラクターを複数展開するとなった場合に、何かをモチーフとした変化だったり、キャラそのものが増えていったり、色やパーツを変えてバリエーションを増やすということが連想されるもので、自分も同じような連想で展開を考えていました。

そこで、ただの雪だるまが

●「なぜ」転生するのか、

そもそも転生する雪だるまは

●「どのようにして」生まれたのか

というような自分自身納得できるような要素を物語として考えました。

その中で生まれたのが冒頭に書いたストーリーです。

物語に自分がこだわっているのは、作品に説得力を持たせたいから、と言ったところでしょうか。

キャラクター設定より変化は無限大に

「感受性の高い雪だるま」という設定ですから、Snow-Manは何かを観て感性が刺激されると、その対象にまつわるキャラクターへすぐに転生します。

さらに転生したキャラクターが転生後のキャラクターでの行動の最中でさらに転生する場合もあります。

これにより、自分でも想像だにしなかったストーリーが稀に生まれることもあり、その一例がご当地シリーズの主人公に設定しているNomad-Manです。

Nomad-Manは元々Business-Manという転生キャラクターが「もっと好きな場所で自由に仕事をしたい」という強い想いが昇華してさらに転生したキャラクターで、これもBusiness-Manを生み出していなければ生まれていなかったキャラクターでした。

さらに言うと、ご当地シリーズを始めるにあたり、いきなりノーマルのSnow-Manが日本各地に登場するのも強引だなあと思っていましたが、Nomad-Manならノマドワーカーですから、各地を巡っている姿に違和感がありませんでした。

さらに、ご当地キャラクターの購入特典としてNomad-Manをエアドロする、という設定としました。

Nomad-Manは他のキャラクターと同じように展示販売していましたが、これを取りやめ都道府県の数だけ生成し(Polygonチェーンであれば一つのNFTに対して数量の設定ができる)、ご当地キャラクターの購入者へ付与することとしました。

Nomad-Manをエアドロするというのは、展開方法を軌道修正していく中で思いついたものですので、特典を付けるにしても無理のない範疇でかつ納得感やお得感のあるものとして付与ができます。

ファンタジーを描きつつも納得感のあるストーリーを展開することによって、自分自身も物語に思い入れと印象が強くなりますので、何も見ずともそのキャラクターの解説ができますし、より一人一人のキャラクターへ愛着が湧きます。

ご当地キャラクターはこれまで25作品をリリース。

その地域の特産品、文化をクローズアップしていますが、個人的にその地域でしか味わえない風景や景色を好んでいますので、背景を見ただけでどの県かわかるように、特に背景の作りこみには力を入れています。

ご当地キャラクターの制作は、自分自身が知見の無い文化や観光スポットの学びにも繋がりますので、好奇心が掻き立てられ、制作自体が楽しいものとなっています。

ちなみに各キャラクターの価格にもこだわっていて、ご当地キャラクターは47都道府県だけに一時流通価格は一律0.0047ETH(2022年5月時点で1,200円くらい)で設定しています。

「転生」の設定でコラボやファンアートも自由自在に

NFTアートの世界では日々ファンアー制作トやクリエイター同士のコラボレーションが行われています。

「すべてのキャラクターにストーリーを持たせる」という設定は、コラボレーションやファンアートの制作に深みを持たせます。

自分のファンアートはSnow-Manをベースに制作します。

まあ、これに関しては自己満足が強い側面もありますし、コラボやファンアートにストーリーをつける必要性は無いのかもしれないのですが、ファンアートの制作をしたいという想いは、自分の時間をその人に捧げる最大限のリスペクトだと思っていて、「~さんのファンアートです!」よりは「~の制作をしていて(活動をしていて)~で活躍している~さんの姿に感銘を受けて制作したファンアートです!」の方が距離感が近く、リスペクトの意が伝わると考えています。

そのため、自分はファンアートを制作するときはSnow-Manの転生がベースになりますが、ファンアート元の作品やアーティストさんのことをある程度知り理解を深めてから、その想いをキャラクターの物語へ紡いで制作しています。

#∞ Back-Man (Super Edition of “Back” art by ONIKU,Curated by Umitsuru)Fan art

これはスーパー絵師のONIKUさんとNFTプロモーターのUmitsuruさんの呼びかけにより制作した「Back」というONIKUさんの作品のファンアート。

2人の人柄と影響力に感化され、Snow-ManがBack-Manへ転生したというストーリー。

このお二方のことを書き綴ると長くなりますので、またいつかの機会に、、、。

#∞ Cosmomo-Man (Cosmomo-chan fan art)

「Japanese NFT world」という日本のNFTを応援するプロジェクトのマスコットキャラクターであるコスモモちゃんのファンアート。

コスモモちゃんは宇宙から地球へやってきた宇宙ギャルです。

Snow-Manはそのプロジェクトの暖かさとコスモモちゃんの愛くるしさ、内に秘めた熱いハートに感化されCosmomo-Manへ転生しました。

ちなみに、コスモモちゃんの制作者はレモーネさんという、主にギャルを描かれていて、NFTコレクションを展開されているクリエイターの方です。

知る人ぞ知るNFTブランド「RTFKT」のFounderであるBenit0氏(bento-san)のアイコンであるClone-Xのファンアート。

Clone-Xのアバターは美術家である村上隆さんが各パーツのデザインに携われていて、もはや簡単に手が出ないコレクションですが、そのCo-FounderであるBento-sanがあくる日に日本のNFTアートを注目され、その際にNFTとしての出品はNGだけどファンアートを募集していたことがあり、ここぞとばかりにNFTクリエイター達がこぞってファンアートを制作し、当時はBento-sanのファンアートでTwitterのTLが大いに盛り上がりました。

Bento-sanに注目されたりフォローされたクリエイターはBento砲炸裂、などと言って非常にざわめきと興奮で熱狂した空気感となっていましたね。

Bento-sanも自分のことは「お弁当さん」と呼んでください、というような呼びかけを日本語でされていたこともあり、大物が非常に近い距離に居たような熱い時期でした。

残念ながら自分の作品はBento-sanにはハマりませんでしたが、この熱気に制作意欲が掻き立てられ、この呼びかけを知ってから数時間でファンアートを制作しました。(実際は1日出遅れたのですが、、)

上記の通り、ファンアートの出品はNGですので、販売等していませんが、燃えに燃えた制作時間であったことは記憶に新しいところです。

#∞ Same-Man (My Son’s Edition)

#∞ Panda-Man (My Son’s Edition)

この2作品は、、なんと息子とのコラボです、、、!

自分がリビングで制作しているときに、息子が自分から「やってみたい!」と申し出があって制作した作品です。

ベースの素材だけ渡してそこからは一切自分の手を加えていない正真正銘息子の制作したキャラクターです。

Same-Manはカタカナで「サメマン」と書いているあたり子供っぽくてほっこりします。

そして、ある意味自分の作品より評価が高いような印象で、少し複雑な気分、、、。

ともあれ、子供と一緒に制作を楽しめるのはいいですね。

Giveaway

Giveaway?レッチリの曲?

、、、と思ったのは自分だけですかね? 

いやいや、それはGive it Awayだよねって一人ツッコミしていたことを思い出すのですが、NFTアート界隈で外せない文化が「Giveaway」。

Giveawayはその名の通り、自分の作品を他者に無償で提供することです。

Giveawayの実施は主に自分の作品の認知の拡散やフォロワーの拡張を目的としていますが、純粋に感謝の念からGiveawayを実施する方も多いですね。

例えば、フォロワー~名達成記念で感謝を込めてGiveawayするとか、購入特典でGiveaway(エアドロ(エアドロップ)とも言いますね)など用途は様々。

当初、自分はGiveawayには消極的でしたが、Giveawayグループを発足させていた方がいらっしゃり、経験としてやってみようかなと、そのグループに入って実施したのが自分自身初のGiveawayでした。

Giveawayの条件も様々ですが、例えば自分自身のフォローや告知ツイートや固定ツイートのいいねやリツイートがマストとか、ルールも人によって様々です。

条件を付けると、応募者がその条件を満たしているかどうかの集計が必要となり、ルールを複雑化すればするほど自分も集計や精査に時間を取られるというようなデメリットもありますし、フォローを条件にしても、いざGiveawayを終了すると、もう用済みですと言わんばかりにフォローを解除されみるみるとフォロワーが減っていく、というようなメンタルダメージを負ってしまう側面もありますので、Giveawayは決して良いことばかりではありません。

Giveawayの実施はその辺りを天秤にかけて、メリットが上回るようなら然るタイミングで然る条件で実施するのが良さそうです。

初めてのGiveawayは、グループに入っての実施でしたので、制約事項が多く、集計と精査が非常に大変でした。

これまで2回のGiveawayを実施しましたが、1回目の精査が大変でしたので、2回目のGiveawayの条件は告知ツイートの「いいね」のみをお願いし実施しました。

Giveawayが終わったらフォロワーが減る、というようなツイートを見たりしますが、わざわざフォローを外すというのも面倒だと思うので、そんなに外されるものかなあと個人的に懐疑的に思ったりもしています。

Giveawayの実施についても人それぞれの考えがあり、正解がないものですので、自分に合った手法で楽しむのが一番ですね。

初めてのGiveawayを実施した際の作品がこちら。

Puke-rainbow Snow-Manです。

Puke-rainbowは「虹吐き」の意で、ちょうど自分が前述のGiveawayグループへ加入した時に自分の作品が虹を吐くというムーブメントが起きていて、皆の作品が虹を吐いていました。

このお祭り状態が非常に楽しくて、自分もすぐさま遊び半分で制作していたのですが、何をGiveawayしようか考えていた頃だったため、タイミングよくこの作品でGiveawayの実施となりました。

ファンアートもそうですが、リアルタイムの過熱状況はワクワク以外の何物でもありませんので、当初ファンアートやGiveawayを実施する予定も無かった自分の思わぬ一面を再確認しましたね。

ファンアートもGiveawayも何よりこのお祭りの熱気に感化され、自分自身トランス状態になって制作することや、作品を提示して楽しみ合う様が一番楽しい時であり、最大の魅力です。

コレクションの永続性は必要か

物語がある以上、いつしかコレクションを終わらせる予定で展開していました。

このコレクションは本編を50体で完結、サイドストーリーとして日本各都道府県のご当地キャラクターを制作中という状況です。

今後の展開を様々検討している中で、ある時Twitterで「更新が無くなったコレクションを持っているやるせなさ」のようなツイートを見ました。

そのときに、ああそうか、コレクションを完結させることって、もしかしたら自己満であって、NFTアートのホルダーの方はそれを望んでいないのかもしれないなと思ったのです。

本編を50体で終わらせる理由は、メインの活動の進行に支障が出始めていたことであり、それは自分が望んでいる進行ではないためでした。

ご当地が終われば一旦の区切りがつくのですが、今後の展開は現在未定です。

ただ、都道府県以外のバージョン制作意欲が強いので、シーズン2とか言って本編を再開してしまいそうです。

コレクションの永続性については、NFTは二次流通、三次流通と言った公認の概念があるので、これも一概にこうするべきというのはありませんが、中途半端にドロンとやめてしまうことは作品に対しても、ホルダーの方にも失礼となるかなと考えていますので、終わる時ははっきりとした幕引きを宣言しようと思ってます。

ですが、今のところ先々のこともぼんやり考えているので、幕引きをする予定はありません。

また、当初計画していた展望と今思い描く展望は随分と変貌していますが、この業界は「朝令暮改が当たり前」と思っていた方が継続には良く、メンタル的にも健全に進められます。

自分の状況を俯瞰して見た上で取り組むのが良いですね。

今後のコレクションの展望

NFTアート界隈に身を乗り出してからは、様々なアーティストさんに巡り合いました。

早くも成果を出されている方や、いつの間にか見なくなってしまった方など様々で、日々何かしら変化のある業界であるため、継続するための胆力が試されているような気もしています。

自分は割と早い段階にNFTアートに参入した方かなと思ってはいますが、売上面だけで見ると成果は今一つ。

きっと同じような境遇の方も多くいらっしゃるのかな、とは思っていて、売れないからという理由で辞めてしまった方も多いようにも思えます。

実際NFTアートをはじめてみて、実感するのは「継続の難しさ」です。(何事にも言えそうですが。)

未だにコレクションを継続できているのは、恐らくコレクション創生初期からコレクションに対して短期の願望を抱いていただけではなく「中長期の願望」を考えていたことに他なりません。

短期願望:出品してすぐ売れたらいいな、二次流通したらいいな

中期願望:コレクションの完成

長期願望:コレクションからのグッズ化、絵本化、ゲーム化、discord開設からDAO化へ

漠然としていますが、このようなことを同時に思い描いていたので、ペースはまちまちなものの、何とか続けられています。

というように、長期の展望は正に朝令暮改であるため、自分はロードマップを展開していません。

そして自分は常にワクワクしていたいので、その朝令暮改も含めてNFTアートに向き合っていきたいと考えています。

とにかく昨日の話が今日には180度ひっくり返ってる、というようなことが起きてもおかしくないほど動きが激しい業界ですから、継続していくには自分のペースをキープすることが大切ですね。

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