概要 【Overview】
年代 【Era】
感想 【Impression】
ヴィンテージロックTに惹かれた理由は、自身が音楽やってて、生業としている古着に音楽が融合したアイテムだからだ!と確信していましたが、このTシャツを見たときに、いやいやちょっと待てよ、大好きな理由はちょっと違うかも、、と、思い直させられました。
そこにはオジー自身がモンスターに見立てられ、ストーリーを作り上げているファンタジーの世界がありました。
自身は音楽が好き、の前にゲームが好き、強いて言えばロープレ好き=ファンタジー病な痛々しい厨二病者だったのです。
ですが、それを棚に上げて、何が「音楽とリンクした服だから」とかカッコつけていたんでしょうか、、。
正直に言うと、音楽とリンクしてる服だからと謳うのであれば、その音楽にも精通してなきゃダメだよねと、心のどこかで思っていて、けど、全ての音楽に精通しているわけではないことが引っかかっていたのです。
当然聴いてるミュージシャンのデザインのTシャツなら饒舌になるのですが、聴いたことないミュージシャンのTシャツを仕入れても、紹介する際に語るべき中身が無いから、何だか解説も薄っぺらいというか、パンチが無いことを自分自身で感じていて、そんなのでヴィンテージロックT好きを胸張って言えるのか?と考えていました。
その答えはこのTシャツがもたらしたのですが、要はミュージシャンはアーティストでもあるので、そのアーティストが創り出す世界観が浮世離れしているからこそ、その独特のファンタジー要素に夢を見て、心躍らされていることを確信し、故に心の底から好きなんだと言えることで合点がいきました。
ファンタジー大好きな厨二病者ですから、ファンタジーを語ることに弊害はなく、それを根本とするのであれば、一点の曇りもなく堂々とロックTが好きと言えます。
自分のストロングポイントを細部まで見通した時に違和感を感じることがあるとすれば、それはそのストロングポイントの根幹が実は異なる場所にあるのかもしれません。
The reason I was attracted to vintage rock tees was because I am a musician, and I love vintage clothing for a living. But when I saw this t-shirt, I thought, “No, wait a minute, maybe that’s not why I love it.
There was a fantasy world where Ozzy himself was the monster, creating the story.
Before I liked music, I liked games.
But what was the point of putting that up on the shelf and being cool about it, saying that the clothes were linked to the music?
To be honest, I was thinking somewhere deep inside that if I was going to claim that my clothes were linked to music, I should be familiar with the music, but the fact that I wasn’t familiar with all the music was bothering me.
When I buy a t-shirt designed by a musician I’ve listened to, I’ll be more eloquent, but when I buy a t-shirt by a musician I’ve never heard of, I don’t have anything to say when I introduce it, so my explanations are kind of flimsy or lack punch. I thought to myself, “How can I proudly say I like vintage rock tees? So I thought, “How can I say I love vintage rock t-shirts?